人間が変わるために本当に必要なたった1つのこと
前の記事でとにかく行動することの重要性を再確認した。
行動することで新しい未来が創られていく、という考え方にふれるとよく思い出す言葉がある。大前研一氏の言葉だ。
「人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的である。」
住む場所にいる時間も、付き合う人との時間も、最終的には時間配分を変えるに集約されると理解しているけれども、この時間配分がとても難しい。
ぼくは根が内向的で、放っておくと本を読んだり物を考えたりする時間が割合として増えてしまう。人と会ってインプットしたり新しい行動を始める、という事よりもインプットを増やしがちである。それはそれで頭の中の世界は広がっていくし、知的好奇心が満たされるので楽しいのだが、残念ながら現実に影響を与えることは少ない。
気がつけば同じことを何年もずっと悩んでいる、という事になる。
つまり、思考と行動の時間配分が悪いのだ。
読書が好きで考えることが得意、そして自分が内向的(外向的ではない)を自覚している人ほど、行動せねばならない。行動しよう。
内向的なわれわれには残酷な真実かもしれないが、
未来を作っていくのは自らの行動のみなのだ。