たかしまんブログ(1/36500)

人生100年(36,500日)時代を生きる。現役役員が教えるどんな企業でも1,000万円稼げる仕事術と豊かに生きる考えかたのヒント。

上司の9割は部下の育成に無関心

前川孝雄氏の書籍を読んでみた。

この本から学んだ事を3つにまとめると、

 

1・管理職はプレイングを辞めて、部下の特性を細やかに把握する
2・実力より少し上の背伸びの仕事を与えると部下は育つ
3・ワークライフマネジメントを前提に、ミッションの難易度やスケジューリングをする

 

という事になる。
成熟市場で仕事をする機会が多いと、通常業務の延長ではなかなか新しい事や難しい事にチャレンジする機会を持ちにくくなる。そのような環境に置かれている会社や部署の管理職こそ、部下が成長できるような機会を創り出す事が求められていると思う。

そしてこの機会を創り出せるかどうかこそ、部下を育てられるかどうかであり、組織力で勝負するマネジメント層になれるかどうかをわける、とも言えそうだ。

 

私自身もプレイヤー業務が好きなので任せきれず、ついつい細部まで業務指示を出したり、我慢出来ず早めにヘルプしてしまう傾向があるが、懐深く悠然と構えて、部下の成長機会を奪わないよう心掛けたい。ボヤなら許し、大火事になる前に火消しする、という感覚でちょうど良いように思う。