シンクロニシティ・マネジメント
堀内恭隆さんの著書を読んでみた。
シンクロニシティという、生まれる前から使命を持っていて、その使命を全うすれば幸福に導かれるという考え方は共感できるし、シンクロニシティ・フィールドのような存在を感じる時もある。アカシック・フィールドと呼ばれたり日本語では人類の叡智などと訳される概念だと思う。
ただ全てがそこからのメッセージだと考えると、逆に人生が味気ない気もするので、私としては以下3点を学びとして振り返りたい。
・自分の中の違和感を大事にして、違和感を感じたらその選択を見直してみる
・自分の感覚(楽しいやワクワク)を大事にして意思決定していく
・目の前の出来事には全て肯定的な意図があって、その解釈は自分の心次第で変わる→ここに個人として未来を創る自由があると考えたい
世間では目標達成や課題解決至上主義の声が大きい。それはわかりやすくて評価もしやすく、多くの人が納得しやすいアプローチなのだと思う。また改善の積み重ねが得意な日本人のスキルフィットしやすかった側面もあるように思う。ただ、その先にある達成感には限界があるというか、終わりない旅路に乗り出してしまっている気もする。目標は上がり続けるし、課題は際限が無いからだ。
自分の楽しさとその上昇志向がマッチしているならば問題無いが、ズレに気付いた時は要注意。
心が喜ぶ生き方を選択する勇気、
こそが大切なのかもしれない。